「セレブの種」

視聴年齢制限:18歳  
2004年・140分・カラー・字幕
制作国:アメリカ
原題:SHE HATE ME
監督:スパイク・リー
出演:アンソニー・マッキー/ケリー・ワシントン/エレン・バーキン/モニカ・ベルッチ/ウディ・ハレルソン/Q-TIP/ジョン・タトゥーロ

『25時』『インサイド・マン』のスパイク・リーが贈る、過激でセンセーショナルな《愛》の物語

近作『インサイド・マン』も好評なスパイク・リー監督が、『25時』の次に撮ったのがこの『セレブの種』だ。初期の頃は、アメリカ社会の黒人問題を扱う「社会派」だった彼が、ここ数年はより広い層にアピールする作品も作り始めている。本作では「レズビアンへの種付け」という刺激的な題材をメインストーリーにしているが、相変わらず企業の不正、内部告発、人種差別、同性愛への偏見といった社会批評が隠し味のように散りばめられている。とはいえ語り口は軽快で、社会風刺が効いたコメディといってもいいだろう。豪華出演者も見どころ。

種付け報酬=1回1万ドル!

エイズの特効薬の開発会社に勤めるジャックは、一流大学を出て管理職として活躍するエリート。しかし企業の不正を知り、内部告発をしたことから会社をクビになり、無一文になってしまう。そんな彼の弱みを知って、かつての婚約者で今はレズビアンの彼女がいるファティマが、彼に「種付け」の依頼をしにやってくる。嫌々ながらも、ファティマに未練があるジャックはそれを引受けた。ところがその噂が広まり、1回1万ドルという高額な報酬と引き換えに、子供が欲しいレズビアンたちがジャックのもとへ次々と押し寄せて来る。

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